1.種類別にチェック!洋服のお手入れ方法

ここでは衣類を保管すると起こりがちな問題と、正しい予防法について紹介します。

臭くなる 

無臭の防虫剤もありますが、この匂いをさせている方は多いです。また目には見えなくてもカビが発生してしまった場合は、カビ臭がします。臭いが移ってしまうとなかなか取れないので注意が必要です。何が原因で臭くなったのかによって対策は違います。 例えば、防虫剤のニオイが衣類についてしまった場合、しっかり風通しの良いところで乾かすことが大切です。ほとんどの防虫剤は揮発性となっており風を通すことにより成分が気化してニオイが落ちます。

汗臭さが取れなくなったり生乾きで臭くなった場合の大きな原因は雑菌が繁殖していることにあるため、生乾きの嫌なニオイを手入れする際には殺菌がポイントです。生乾きのニオイを発生している原因菌を徹底的に取り除きましょう。 方法はいくつかあります。代表的なのは漂白剤を使った方法でしょう。 しかし、かなりニオイがひどくなっている場合は漂白剤を使っただけでは十分にニオイが落ちないケースもあります。

その場合は熱で消毒をしましょう。衣類が入る大きめのバケツに熱湯と水を一対一の割合で入れます。あとはここに衣類を入れて30分ほど浸けおきをし、洗濯機であらって乾かすだけ。 ただし、シルクやウールのほか、熱に弱いタイプの衣類には向かないので注意が必要です。

他に、アイロンを使った方法もあります。特に小さなハンカチ類などはアイロンの熱で殺菌するだけでニオイが改善することもあるので試してみてくださいね。

シミができる 

久しぶりに衣類を取り出してみたらシミがついていたということがありますが、湿気の多い場所に保管してあるとカビが発生してシミに見えることもあります。また、しまうときには何も見えなくても汗などに含まれているタンパク質が変質して浮かび上がるとシミを作ります。シミを落とそうとして何度も繰り返し洗濯をすると衣類が傷んでしまいます。しまっていた服に黄ばみやシミが発生する大きな原因は落としきれていなかった皮脂やタンパク質にあるので、これを取り除かなければなりません。

まず手軽な台所用洗剤から試してみましょう。食器用の洗剤を黄ばみ部分に直接付け、使い古した歯ブラシなどで表面を擦ります。 これでうまく取れなかった場合はクレンジングオイルを使う方法もあるので試してみてくださいね。また、これでも取れなかった場合は漂白剤を使うのもおすすめです。 ただし、塩素系のものは効果が強い分色落ちの可能性もあるため、シミを落とそうと思っている衣類に塩素系の漂白剤が使えるのかよく確認した上で取り入れなければなりません。

変色してしまう

日光が当たる場所に保管してあると色あせてしまうことがあります。また、せまいクローゼットにぎゅうぎゅうに詰め込んでおくと湿気によって色が落ち、ほかの衣類に色移りしてしまうことや、ボタンなどの金属が変色を誘発させることもあります。変色の大きな原因は衣類に含まれている染料分子の化学変化にあるため、一度変化してしまったものを元の状態に戻すのは非常に難しいことです。

自宅で対策を取るのは困難なので、専門業者にお願いしましょう。染め替えなどの技術を使ってできるだけ元の状態に近いところまで戻してくれる可能性もあります。 大幅に変色をした場合はリメイクをするなどの選択肢もありますが、プロにお任せしたところ普通に着られる状態まで改善したケースも少なくありません。諦めてしまうのではなく、まずはお願いしてみましょう。

虫食いになる

ウールやシルクなど天然繊維には虫がついたり、化繊でも天然繊維が少し混じっている場合は虫がつくこともあります。

また、このほかにも長い時間しまいっぱなしにしておくと、折りしわが取れなくなります。場所によってはクリーニングに出しても取れないこともあります。

衣類をきれいな状態で保管するためには、これらの問題を排除すればいいわけですから・・・保管の前に、一度でも着たものはきれいに見えても汗などがついています。洗濯やクリーニングをして完全に乾かしてからしまいましょう。

クローゼットは十分なスペースを用意し、風通しのよい状態でゆったりと収納するのがおすすめ。湿気がこもらないよう定期的に服を入れなおしたり重ならないように移動してから保管させ、除湿剤をたくさん置いたり、無臭の防虫剤をこまめに取り換えカビや虫を寄せつけないようにしましょう。

クリーニングから帰ってきた衣類は、できるだけ早く通気性のよい専用カバーに、着物はたとう紙に包みましょう。また、着物などは1年に1度晴天が続いて空気が乾燥した日に虫干しをするのがおすすめです。虫食いして穴が空いてしまった服はどうしようもないと思ってしまいがちです。しかし、いくつかの方法があります。

まず、レースで作られている服やセーターに虫食いが発生してしまった場合、針と糸を使って裏側から少しずつ繊維を手繰り寄せることによって目立たなくできる可能性があるのです。 意外に不器用な方でもうまくいく方法なので試してみてくださいね。

もう一つチェックしておきたいのが、ケミパウダーと呼ばれるものです。これは何かというと、服の補修用に作られた接着剤です。穴の開いた部分に補修用の布を使って接着する方法となっていますが、不器用な方だと少し難しいかもしれません。 穴が空いた場合、専門業者にお任せして直してもらえないか確認してもらいましょう。

特に小さな虫食いの場合はほとんど目立たない状態に改善してくれる場合もあります。かなり大きくなった虫食いは難しいといわれることもありますが、まずは相談してみてはいかがでしょうか。 穴が空いた状態なので補修は簡単とはいえません。何よりも大切なのは虫食いを発生させない対策だといえるでしょう。

定期的なお手入れのときに、シミや虫食いをチェックすれば、衣類の劣化を防げます。

業者にお任せしてしまうのも◎

お家で洋服を手入れ・保管するよりも、迷わずクリーニング保管サービスを利用したほうが賢いですね。

虫食いで穴が開いてしまったり、お気に入りのドレスがカビになってからでは手遅れです。

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